エデュケーション

二冊目の小説単行本です。実は『ジョーの夢』より先に書きはじめていたので、本当なら私の小説デビューは本作となるはずでした。
物語は「よりよき日本をつくるために、私立の〝志〟で〝立つ〟小学校をつくろう」と決意する大学生たちが主人公となって展開していきます。
理想に向かって奔走する彼らが味わう挫折、裏切り、黒い策謀……。
本作を書いた動機は、「教えて育てる」という日本の学校のやり方に、ちっともフィットできなかった私の苦い経験があります。

偏差値教育一辺倒だった中学・高校時代は砂を噛む日々、テストの点数以外に価値を認めなかった学校に対する怨念がベースになっています。
「才能をみつけて、それを引っぱりあげる」という学校で学びたかった!

こんな学校が実在したら私の学園生活も愉しかったはず! そんな想いが書かせた作品です。同時に『大学は学生に何ができるか』(プレジデント社)や『父と子の中学受験合格物語』『ジョーの夢』といった自作が本作にかなり影響を与えてくれています。

ジャンル: 小説
出版社: 新潮社
刊行: 2015年12月20日