父と子の中学受験
合格物語

ノンフィクションに分類されていますが、作者としては私小説だといいたい作品です。
小学6年生の息子が中学受験に挑んだ、夏休みから合否発表までの200日間のさまざまな出来事がてんこ盛りになっています。

受験に翻弄される息子と父(私)、妻の言動を題材に虚々実々を織り交ぜて書きました。
「月刊現代」に連載したものをベースにしていますが、中学受験という狂気の世界を描くため、単行本化にあたっては工夫も凝らしています。

本作をご高覧いただき、中学受験に対して呆れたり嗤ったりしていただければ作家としてうれしい限り。
とはいえ、中学受験の現場で右往左往した張本人たる息子に対する父親としてのさまざまな想いに一片のウソはありません。

長じて、私の著作になんぞ眼もくれない(!)息子ではありますが……「いつか本作には眼を通してほしい」と願っております。

ジャンル: ノンフィクション
出版社: 講談社
刊行: 2007年11月21日